「アイム・ジャパニーズ!!」
9月の終わり、メジャーリーグのシャンパンファイトで村上宗隆選手がこう叫んで、野球ファンが大盛り上がり。
「まあそりゃそうでしょ。日本人だし。」と思った人。正しい。正しいんですが、これにはちゃんと元ネタがあります。13年前の、伝説のインタビューです。
元ネタは2013年、川崎宗則さんのヒーローインタビュー
ときは2013年5月26日。メジャーリーグ、ブルージェイズ対オリオールズの試合。
9回、川崎宗則さんがサヨナラの二塁打を放ち、チームは7対6で劇的な勝利をおさめます。
試合後、マイクを向けられた川崎さん。英語で何か言わなきゃいけない。でも、言葉が出てこない。
そこで飛び出したのが、これです。
“My name is Munenori Kawasaki. I come from Japan. I am Japaneeeeese!”
(私の名前はムネノリ・カワサキ!日本から来ました!私は日本人でーーーす!)
(クソデカボイス)
名前を言って、出身を言って、「私は日本人です!!」と全力で絶叫。
サヨナラ打の感想を聞かれて、自己紹介で返す。あまりにもテキトーすぎる。
しかも声量は最大。現地の球場もチームメイトも大爆笑でした。
解説サイトによると、川崎さんはのちにテレビ番組で、英語が出てこなくてとっさに叫んだ、と振り返っているそうです。この場面は、その年のMLBの年間表彰でも話題賞にあたる賞に選ばれました。
何が面白いの?
聞かれたことに、まったく答えていない
「いまの気持ちは?」「私は日本人です!」。
会話としては完全にすれちがっています。でも、気持ちは100パーセント伝わってくる。言葉が通じなくても勢いで全部持っていく、という見本です。
いちばん簡単な英語を、いちばん大きな声で
中学1年で習う自己紹介を、メジャーの大舞台で、ヒーローが全力で叫ぶ。この落差がたまりません。
愛されキャラだから成立した
川崎さんは、明るさとサービス精神で現地のファンにも大人気でした。「英語ができない」ことを笑われたのではなく、「それでも全力で伝えようとする姿」が愛された。だから10年以上たっても語りつがれています。
なぜ2026年にまた流行った?
村上宗隆選手が、大舞台で再現した
現地9月24日、ホワイトソックスがポストシーズン進出を決めた日のこと。
シャンパンまみれの村上宗隆選手が、インタビューで「いまの気分は?」と聞かれて、こう叫びました。
「アイム・ジャパニーズ!!」
13年ごしの完全再現です。
本人が「元ネタは川崎さん」と明かした
解説サイトによると、村上選手は翌日、自分のXで元ネタが川崎さんであることを明かし、川崎さん本人にもメンションを送ったそうです。
さらにその日の試合でホームランを2本打ち、ヒーローインタビューでも”I’m Japanese, too!”(ぼくも日本人です!)とくり返したとのこと。気に入りすぎです。
知っている人は懐かしく、知らない人は検索した
野球ファンは「川崎のやつだ!」と大喜び。知らない人は「なんで急に国籍を?」と検索。両方が同時に盛り上がって、言葉がまた広まりました。
どんなときに使う?
- 英語で話しかけられて、頭がまっ白になったとき
- 海外で自己紹介の順番が回ってきたとき
- むずかしい質問をされて、とりあえず勢いで乗り切りたいとき
ポイントは、照れずに全力で言うこと。小声の「アイムジャパニーズ」は、ただの事実の報告です。
まとめ
- 元ネタは2013年5月26日、ブルージェイズの川崎宗則さんがサヨナラ打のあとに叫んだ”I am Japaneeeeese!”(私は日本人でーーーす!)
- 面白さは、質問に答えていないのに気持ちだけは全部伝わる、勢いと落差
- 2026年9月、ホワイトソックスの村上宗隆選手がポストシーズン進出の場面で再現し、あらためて話題になった
出典
最終更新日:2026年10月10日



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