「でました!ちいかわ闇深回!くぅ〜ナガノの狂気たまんねぇ〜」。
『ちいかわ』でちょっと不穏な話が来るたびに、タイムラインにわいてくるこの一文。
声に出すと、なぜか早口になりませんか。そして、ちょっとニヤけた顔になりませんか。
それで正解です。これはそういう顔の人のセリフとして生まれた言葉だからです。
元ネタは、2023年に投稿された1枚のイラスト
解説サイトによると、元ネタは2023年2月27日にXへ投稿された1枚の絵です。
描かれていたのは、マッシュルームヘアに眼鏡、ダウンジャケットの男性。にやけた顔で、あのセリフを口にしています。
ちなみに「ナガノ」は、『ちいかわ』の作者・ナガノさんのことです。
投稿者本人による解説は出ていませんが、ニコニコ大百科では、「作品を深読みして通ぶるオタク」を皮肉った絵だと説明されています。
かわいいキャラがひどい目にあう回を見て、「これこれ、これが作者の本性なんだよ」と得意げに語る「わかってる感」出す人。それです。
投稿時のいいねは500件ほど。それが2023年11月、別の人が「流石に今これ」と添えて再投稿したところ1万以上のいいねを集め、一気に知られるようになりました。
何が面白いの?
「いるいる、こういう人」の解像度が高すぎる
「でました!」の勢い。「闇深回」という決めつけ。「くぅ〜」のうれしそうな声。「たまんねぇ〜」の味わってる感じ。
ひとことも説明していないのに、早口でしゃべる姿が目に浮かびます。観察がこまかい。
半分は自分のことだから笑える
このセリフを使う人の多くは、ちいかわが好きな人です。つまり、自分もちょっとそういうところがあると分かったうえで言っている。
若干の自虐を交えつつ、純粋に「ちいかわ」の魅力を伝えたい。そんな美学がこのセリフに表れています。
型がしっかりしていて、まねしやすい
「でました!〇〇回!くぅ〜△△たまんねぇ〜」。この型さえ守れば、なんにでも使えます。
- オムライスが出てくるだけの平和な回に使う「オムライス回」版
- 「ナガノ」を長野県にして、上高地の写真に添える版
- 闇の要素をぜんぶ抜いた「純粋にちいかわが好きなだけ」版
とくに長野県版は1万近いいいね。ナガノさんもびっくりの流れ弾です。
なぜ2026年にまた流行った?
夏の映画で「このセリフだけ知ってる人」が増えた
2026年の夏は、ちいかわの映画が話題になりました。この投稿が、当時の空気をよく表しています。
ネタとしてセリフだけ知っていた人が、映画を見て言葉を失う。その流れで、セリフそのものも改めて広まりました。
使うときのちょっとした注意
自分の感想として言うぶんには、楽しい決まり文句です。
ただ、ほかの人のまじめな感想や考察に貼りつけると、「深読み乙」的なあおりに見えてしまうことがあるかも。
もともとが皮肉を表す表現なので、そこだけ気をつけましょう。
まとめ
- 元ネタは2023年2月にXへ投稿された1枚のイラスト。作品を深読みして喜ぶオタクを皮肉ったものとされる
- ちいかわに不穏な回が来たときの決まり文句として定着。型をまねた派生も多い
- 2026年は夏の映画をきっかけに、セリフだけ知っていた人にも広まり、あらためて大量に使われた
出典
最終更新日:2026年10月10日



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