「メロジョイ?なにそれ?」
ここ数日、Xでこの言葉を見かけた人は多いはず。正体は、中国発のスクイーズ(にぎにぎして遊ぶおもちゃ)のブランド「Mellojoy(メロジョイ)」です。
若い世代を中心に、2025年の冬ごろから人気が出ていたもの。それが10月に入って、急にXのタイムラインを埋めはじめました。何が起きたのか、順番に見ていきます。
ざっくり言うと
- メロジョイは、中国発のスクイーズのブランド。食品グレードのシリコーンを使った手作り品
- 1個2,000〜3,000円台。公式の通販とTikTokのライブ販売が中心で、人気商品は数秒〜数分で売り切れる
- 9月から原宿で初のポップアップショップを開催中(整理券の予約制)
- 10月10日、「店で買ったら13,000円だった」という投稿が1,000万回以上表示され、「メロジョイって何?」が一気に広がった
- そこから、知らない人の反応を想像して書く「メロジョイ大喜利」がXで流行
メロジョイってどんな商品?
- 名前:Mellojoy(メロジョイ)
- 何か:手でにぎって遊ぶスクイーズ。ケーキ、パンケーキ、おにぎり、大福などの形
- 素材:食品グレードのシリコーン。職人の手作り
- 価格:公式サイトでは1個2,399〜2,799円(10月13日時点で確認した商品)
- 出身:中国発のブランド。日本向けの公式サイトとSNSがある
ふつうのスクイーズは、スポンジのような素材が多いもの。メロジョイはやわらかいシリコーンで、押すと「むにゅ~」とつぶれて、ゆっくり戻ります。
やわらかさは5段階あって、名前がいちいちおいしそう。いちばんやわらかい「クリーミークリーム」から、「ぱんぱんパンケーキ」「ムースクリーム」「もちもちもち」「ねっとりヨーグルト」。かたさの説明なのに、おなかが空きます。
本体はビニールの袋に入っていて、袋ごとにぎにぎするのが基本。手に付けるパウダーと、替えの袋も付いてきます。
どうしてXで急に広がった?
もともとはTikTokで人気が出たブランドです。開封動画や、にぎる音を楽しむ動画が広がり、2025年の冬ごろから話題になっていたとされています。
9月9日には、日本で初めての実店舗「Mellojoy POP UP SHOP」が原宿にオープン。オープン直後の9月12日には、在庫や行列の混乱を伝える投稿が1,000万回以上表示されるなど、すでにXでも注目されていました。
そして10月10日。「ショッピングモールで並んで娘に買ったら13,000円だった」という投稿が、1,066万回表示されました(10月13日夜の時点)。返信や引用には「メロジョイは基本的に店頭では売っていない」「定価は2千円台」という指摘が相次ぎ、転売ではないかという話題に広がりました。
この投稿をきっかけに、「メロジョイって何?」と知った人が一気に増えた、という流れです。
「メロジョイ大喜利」って?
ここからがXらしいところ。
「メロジョイ」という言葉の響きが、絶妙に知らない人を困らせる。そこで、メロジョイを知らなさそうな人がどんな反応をするかを想像して、セリフにする投稿が流行りました。いわゆる「メロジョイ大喜利」「メロジョイ構文」です。
たとえば、こんな感じ(例文はこの記事で作ったものです)。
- 「メロジョイ?……新しいカフェの名前?」
- 「メロジョイ?メロンジュースの新作?」(飲めません)
- 「え、これ食べられないの?こんなにおいしそうなのに?」
とくに盛り上がっているのが、アイドルや俳優のファンのあいだ。推しがメロジョイを知らなかったら、こう言いそう……という妄想のセリフが、10月11日ごろから次々に投稿されています。大喜利の投稿には、7万いいねを超えたものもあります。
商品そのものより、言葉の響きでバズった。ちょっと珍しいパターンです。
なぜウケた?
- 言葉が強い。「メロ」も「ジョイ」も意味がつかめない。知らない人ほどツッコミたくなる
- 知っている人と知らない人の差が大きい。若い世代にはおなじみ、大人には初耳。このすれちがいが大喜利のネタになる
- 手に入らない。数秒で売り切れる。だから余計に気になる
- さわり心地が新しい。「むにゅ~」とつぶれてゆっくり戻る感触は、動画でも伝わりやすい
シールの「ボンボンドロップシール」のように、子どもたちの流行が、大人のタイムラインに急に流れてくる。その最新版がメロジョイです。
どこで買える?
公式に案内されている買い方は、主にこの3つです。
- 公式通販サイト(mellojoyjapan.com):毎日12時に在庫を補充
- TikTokショップ:毎日12時に補充
- TikTok LIVE:毎日20時ごろからライブ販売
原宿のポップアップショップ(東京都渋谷区神宮前)は、事前に整理券の予約が必要です。最新の予約方法は、公式Xで確かめてください。
気をつけたいのは、値段です。公式の価格は1個2千円台。それより大きく高い値段で売られているものは、転売の可能性があります。フリマサイトでは定価の数倍で取引されることもあると報じられています。買う前に、公式の値段とくらべてみてください。
この記事では、転売とみられる出品を避けるため、通販サイトの商品リンクは載せていません。公式サイトはこちらです:Mellojoy Japan 公式サイト
公式Xでは、10月13日にハロウィン限定シリーズの予告も出ています。新作が出るたびに、また争奪戦になりそうです。
まとめ
- メロジョイは中国発のスクイーズ。もちもち、むにゅ~っとした触り心地で、1個2千円台
- 公式通販とTikTokが中心で、人気商品は数秒で売り切れる。高値の出品には注意
- 10月10日の「13,000円」投稿をきっかけに知名度が急上昇し、「メロジョイ大喜利」が流行
出典
- ウォーカープラス「かわいすぎる『スクイーズ』で大バズり中!『Mellojoy(メロジョイ)』のポップアップショップが原宿にオープン」(2026年9月8日)
- non-no web「大人も沼る新感覚スクイーズ”メロジョイ”、なぜ人気?」(2026年9月18日更新)
- @DIME「新感覚スクイーズ『メロジョイ』が若者の間で大人気の理由」(2026年5月20日)
- クランクイン!トレンド「中国発大人気スクイーズ『メロジョイ』初のポップアップ開催決定!」
- ロケットニュース24(開封レビュー)
- Mellojoy Japan 公式サイト
- Mellojoy Japan 公式X
(この記事は2026年10月14日の時点の情報です。)



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