『1億2380万分の1』『1.2億分の1』とは?「80億分の1」の日本版が登場。自分の人生をそのままゲームにした『1分の1ゲーム』も

『1億2380万分の1』『1.2億分の1』とは?「80億分の1」の日本版が登場。自分の人生をそのままゲームにした『1分の1ゲーム』も バズ全般

世界のどこかに生まれる『80億分の1』。その日本版が、もう2つも生まれていました。

世界のどこかに生まれた誰かの一生を見届けるブラウザゲーム『80億分の1』の大流行を受けて、「日本に生まれる」バージョンが次々と公開されています。なかでも『1億2380万分の1』の紹介ポストは5.2万いいね・1890万表示、『1.2億分の1』は3.7万いいね・320万表示。さらに、作者が自分の人生をそのままゲームにした『1分の1ゲーム』まで登場しました。それぞれの違いをまとめました。この記事は2026年10月16日時点の情報です。

ひとことで言うと

  • 『1億2380万分の1』:日本の47都道府県のどこかに生まれ、実在の高校・大学の名前や、職業・年収の統計で一生が決まっていく。18歳以上向け。
  • 『1.2億分の1』:都道府県別の統計にもとづいて日本で一生を生きる。生まれた県を自分の出身地と比べられる。
  • 『1分の1ゲーム』:確率は1/1。作者本人の28年間の人生を、何を選んでも同じ結末になる形でのぞき見する。
  • どれも無料・登録なし。ブラウザで遊べる。

『1億2380万分の1』

R’s Developingさんが10月14日に公開しました。「世界版の『1 in 8 Billion』が面白すぎて、日本版を作りました」という紹介ポストが大きく広がっています。

🎮 ほかにもXで話題の無料ブラウザゲームがたくさん。今話題のインディーズゲームまとめで一覧にしています。

  • 去年日本で生まれた約68万6千人のひとりとして生まれる。県も家も選べない。
  • 高校、大学、職業、年収が、実在の名前と統計で決まっていく。学部や受験校を選ぶ場面もある。
  • 進み方は「じっくり人生(約12分)」「サクッと人生(約7分)」「駆け足人生(約3分)」の3つ。全部おまかせで眺めることもできる。
  • 一生を終えると、その人生が一枚の死亡届のような形でまとめられる。
  • 日本語・英語・中国語・韓国語に対応。サイトの表示では、これまでに60万人以上がここで生まれている。

結果には「億を築いた人」「孫に看取られた人」「ひとりで生きた人」といった肩書きと、「この道をたどる人は〇人に1人」という珍しさがつきます。Xでは、出身校から最期までの一行の人生を貼って、ツッコミを入れる投稿が人気です。15日の夜には大型アップデートも入りました。

注意:公式サイトには、乳児の死亡、いじめ、事故、病気、離婚、自殺のような重い出来事も、実際の統計どおりの確率で起こると書かれています(自殺の方法や理由は描かない)。対象は18歳以上です。

『1.2億分の1』

MNMさんが10月14日に公開した日本版です。「本家に敬意を持って作ってます」という紹介ポストが3.7万いいねを集めました。

  • 日本のどこかに生まれ、都道府県別の出生数・平均寿命・進学率などの統計にもとづいて一生を生きる。
  • 生まれる場所は「いま生まれる赤ちゃん」か「いま生きている1.2億人」の割合から選べる。トップページには、東京都に生まれる確率は11.0%、鳥取県は0.46%と出ている。
  • 一生の長さは約10分・30分・1時間から選べ、一時停止や最大16倍の倍速も。
  • 自分が実際に生まれた都道府県を入れると、今回の人生と並べて比べられる。
  • 5歳・15歳・30歳・50歳・70歳で時間が止まり、ひとつの問いが投げかけられる。最後にはその人にひとこと声をかけられる。

こちらも病気や死、離婚、介護などの重い出来事が統計どおりに出てきます。サイトの下には、気持ちが重くなったときの相談先も載っています。

『1分の1ゲーム』

さらにひねったのが、じざにあさんが10月15日に公開した『1分の1ゲーム』。『80億分の1』『1億2380万分の1』にインスパイアされたゲームで、紹介ポストは7000いいねを超えました。

のぞき見するのは、ある1人の人生。0歳で生まれ、幼稚園の発表会、小学校の初恋、中学受験、部活、進路……と進み、ときどき選択肢が出てきます。ところが、何を選んでも、結局ひとつの道に収束します。管理人が遊んでみると、目立つ役に立候補しても「圧倒的な引っ込み思案の壁に阻まれ」村人役に。確率は1/1、つまり変えられない人生です。

最後まで進むと、この人生が誰のものだったのかがわかります。答えは遊んでみてのお楽しみですが、「確定した人生をそのままゲームにする」という発想に、うなる人が続出しています。

なぜこんなに広がる?

1. 「日本ならでは」があるあるになる。実在の地名や高校、大学、職業が出てくるので、結果を読むだけで「わかる」「いるいる」となります。自分の出身地や母校が出てくると、思わず貼りたくなります。

2. ツッコミどころが生まれる。統計でランダムに決まるぶん、ときどき「そうはならんやろ」な人生ができあがります。その一行にツッコむのが、Xでの楽しみ方になっています。

3. 派生がまた派生を呼ぶ。世界版から日本版へ、日本版から「1分の1」へ。人気のゲームをもとに、すぐに新しいゲームが作られる流れは、最近の個人制作ゲームのブームそのものです。

遊ぶ前に

  • どれも、病気や死などの重い出来事が統計どおりに起こる。『1億2380万分の1』は18歳以上向け。
  • つらい出来事が出てきて気持ちが沈んだら、無理に続けなくて大丈夫。相談先は厚生労働省の「まもろうよ こころ」にまとまっている。
  • どれもベータ版で、今もアップデートが続いている。

▶ ほかにも話題の個人制作ゲームを 「今話題のインディーズゲームまとめ」 にまとめています。

まとめ

  • 『80億分の1』の日本版として、『1億2380万分の1』と『1.2億分の1』が10月14日に公開された。どちらも日本の統計で一生を生きる。
  • 『1億2380万分の1』は実在の学校名や職業が出てくるのが特徴。紹介ポストは5.2万いいね・1890万表示。
  • 作者自身の人生をゲームにした『1分の1ゲーム』も話題。何を選んでも、同じ人生に収束する。

出典

コメント

タイトルとURLをコピーしました