名前もない。出番も少ない。それなのに、長年語りつがれている男がいます。
「おそろしく速い手刀 オレでなきゃ見逃しちゃうね」。漫画『HUNTER×HUNTER』の、たったひとコマのセリフです。
元ネタ:『HUNTER×HUNTER』ヨークシンシティ編
元ネタは、冨樫義博さんの漫画『HUNTER×HUNTER』のヨークシンシティ編。盗賊団「幻影旅団」の団長が、ある人物をだれにも気づかれないほど速い手刀で気絶させる場面があります。
その場にいた人はだれも気づかず、「何もしてないのに急に倒れた。」と勘違い。
そんななか、マフィアに雇われた殺し屋のひとりが、監視カメラの映像を巻き戻して手刀に気づきます。そこで出たこのセリフです。
この男には、作中で名前がありません。そのためファンからは「団長の手刀を見逃さなかった人」と呼ばれています。
何が面白い?
- フリが完璧。セリフからただよう圧倒的強者感。当初原作読者の中でも、「コイツマジで強いやつかも」と思った人は多いはず。
- おそろしく速い即落ち2コマ。相手が悪すぎた。ほどなく団長本人に、あっさり倒されてしまう。常人は見逃してしまうスピード感。
- 汎用性が高い。「おそろしく速い〇〇、オレでなきゃ見逃しちゃうね。」〇〇に好きな言葉を入れてすぐに使える。
どう使う?
小さな違和感や変化に気づいたときに、得意げに使います。小さすぎて見逃しそうなもの、一瞬で終わったものなど、何にでも合います。
前髪、ネイル、小さな違い。気づいてほしいところに気づく人は、この「手刀の人」になれます。
なぜ流行った?
名前のないキャラが、たったひと言で記憶に残った。そのギャップが、長くネタにされてきた理由です。「アニメの名ゼリフ」を挙げる投稿で、主人公たちの決めゼリフと並んで名前が出るほどになっています。
まとめ
- 元ネタは『HUNTER×HUNTER』で、団長の手刀に気づいた名もなき殺し屋のセリフ
- 録画で気づいたのにドヤ顔、そしてあっけない退場。綺麗すぎる流れが笑いを呼んだ
- いまは、小さな何かに気づいたときの得意げなひと言として定番
(この記事は2026年10月時点の情報です。)



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