ドラッグストアの看板に、圧倒的パワーワード
2026年10月11日、Xに投稿された1枚の看板写真が7.5万いいね・160万回以上表示と大きく広がりました。
ざっくり言うと
- 「クスリのアオキ 大麻店」は、徳島県鳴門市にある、ごく普通のドラッグストア。
- 「大麻」は地名。鳴門市の「大麻町」と書いて「おおあさちょう」と読む。
- 「クスリ」と「大麻」が看板に並んだ結果、とんでもなく誤解を招く字面が完成した。
話題になった投稿がこちら。
「クスリ(意味深)」「大麻店(直球)」。の「ドラッグ」ストア。
日本特有の薬局カタカナ表記もあいまって、完全アウトな匂いを漂わせてしました。
投稿者自身も、すぐに「違法なブツは置いていません」と補足しています。
「大麻店」の正体
クスリのアオキは、石川県に本社がある全国チェーンのドラッグストア。チェーン店は、店のある地名を店名につけるのが定番です。
求人情報によると、大麻店の所在地は徳島県鳴門市大麻町。JR高徳線の板東駅から歩いて11分ほどの場所にあります。
つまり「大麻町にあるお店だから大麻店」。ルールどおりに名前をつけたら、こうなった。それだけの話です。仕方ない。
なぜ「大麻」という地名なの?
大麻町には、阿波国一宮として知られる大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)があります。
神社の由緒によると、まつられている大麻比古大神は、阿波の地を開いた忌部(いんべ)氏の祖先とされる神さま。その子孫が阿波に麻(あさ)や楮(こうぞ)の種をまき、布づくりの基礎を開いたと伝えられています。
「大麻」はもともと、布や縄の材料になる植物の「麻(あさ)」のこと。古くから人々の暮らしを支えてきた、由緒ある名前なのです。違法なイメージがついたのは、ずっと後の話。地名のほうが圧倒的に先輩です。
投稿者も、大麻町の読み方「おおあさ」を写真つきで紹介しています。
ほかにもある「大麻店」
この投稿には、「しからばこちらも」と、別のチェーンの「大麻店」を紹介する返信もつきました。
こちらは北海道江別市の大麻(おおあさ)地区にある、ツルハドラッグ大麻店。江別市にはJRの大麻駅もあり、地元では見慣れた地名です。
徳島と北海道。遠く離れた2つの「大麻」で、2つのドラッグストアが今日も健全に営業しています。
なぜバズった?
- 「クスリ」と「大麻」の並び:ドラッグストアの店名に、薬の話題で一番まずい単語がくっつく奇跡。
- 読めば平和、見ると物騒:「おおあさ」と読めばただの地名。文字だけだと事件性しかない、このギャップ。
- 地名ネタの強さ:誰も悪くないのに面白い。「うちの近くにもこういう店名ある」と、全国から似た例が集まりやすい。
まとめ
- 「クスリのアオキ 大麻店」は、徳島県鳴門市大麻町(おおあさちょう)にある普通のドラッグストア。
- 「大麻」は阿波国一宮・大麻比古神社に由来する歴史ある地名で、植物の「麻」を指す言葉。
- 北海道江別市にもツルハドラッグ大麻店がある。どちらも違法なものは一切売っていない。


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