「ドコモの顧客情報が1億件以上、ダークウェブで売られているらしい」。
10月8日ごろから、こんな話がSNSで広がりました。ドコモを使っている人なら、どきっとしますよね。
先に結論を言うと、10月10日の時点で、流出が事実だと確認できる情報はありません。この記事では、広まっている話と、ドコモが発表したことを分けて整理します。
何が広まった?
J-CASTニュースによると、広まったのは「dポイントの顧客情報1億1000万件が、ダークウェブで販売されている」という内容です。
ダークウェブとは、ふつうの検索では出てこない、匿名性の高いネット上の場所のこと。盗まれた情報が売り買いされることがある、と言われています。
ただし、この話を紹介した英語のXアカウントは、自分で「未検証」と書いていました。もともと、確かめられていない話として出てきたものです。
ドコモは何と発表した?
ドコモは10月9日、公式のXで次のような趣旨の発表をしました。
- 情報流出を示唆する投稿について調査した
- その結果、該当するような事実は確認されていない
- 引き続きセキュリティの強化に努める
確認できていること・いないこと
確認できていること
- 10月8日ごろ、流出をほのめかす投稿がSNSで広がった
- ドコモは調査のうえ、「該当する事実は確認されていない」と発表した
確認できていないこと
- 情報がダークウェブで本当に売られているのか
- 売られているとして、それが本物のドコモの情報なのか
- 最初の話の出どころと、その根拠
ドコモの発表は「事実は確認されていない」というものです。いまのところ、流出を裏づける情報は出ていません。新しい発表があれば、この記事に追記します。
なぜここまで広まった?
情報流出のニュースが続いているから
この秋は、実際の情報流出の発表が続いています。タイムズカーは9月28日に約660万件の流出を発表しました。J-CASTニュースによると、焼肉きんぐも10月5日に約1079万件の会員情報の漏えいを報告しています。
「またか」と思いやすい空気の中で、未確認の話が本当のことのように広がりました。
数字が大きく、身近なサービスだから
「1億1000万件」という数字と、多くの人が使っているdポイント。自分ごとに感じる人が多く、拡散されやすい話でした。
いま、利用者ができること
流出が確認されたわけではないので、あわてて何かをする必要はありません。ただ、こういう話題のときは便乗した詐欺が出やすくなります。
- ドコモを名乗るメールやSMSのリンクは、すぐに開かない
- 気になるときは、公式サイトや公式アプリから自分で確かめる
- 「流出したらしい」という投稿を、確かめずに広めない
まとめ
- 「ドコモの顧客情報1億1000万件がダークウェブに」という話が10月8日ごろから拡散した
- ドコモは10月9日、「該当するような事実は確認されていない」と発表した
- いまのところ流出を裏づける情報はない。便乗した詐欺に注意しつつ、公式の発表を待ちたい
出典
最終更新日:2026年10月10日



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