呪文?早口言葉?それとも何かの国の言葉?
SNSのショート動画で一度聞いたら耳から離れない「ダンシンオドッテ バイラリンケラム ブジグレフショーキス」。
答えから言うと、これはアイドルグループ・SWEET STEADY(スイートステディ)の曲『SWEET STEP』に出てくる一節で、英語・日本語・スペイン語・アイルランド語・タイ語・モンゴル語・リトアニア語の7つの言葉で「踊る(ダンス)」を並べたものです。
つまり全部「踊って!」と言っているだけ。意味がわかると、急にかわいく聞こえてきます。
ひとことで言うと
- 元ネタ:SWEET STEADYの『SWEET STEP』(2026年2月14日に配信、3月25日に3rdシングルCDで発売)
- 作詞・作曲:シンガーソングライターのmeiyoさん
- 中身:7つの言葉の「踊る/ダンス」をつなげた呪文のようなフレーズ
- 流行り方:TikTokやYouTubeショートで「意味不明なのにクセになる」と広まり、ダンス動画やパロディが続出
- 流行語:モデルプレスの「流行語大賞2026上半期」全20語の1つに選ばれた
元ネタはSWEET STEADY『SWEET STEP』
SWEET STEADYは、FRUITS ZIPPERやCUTIE STREETなどと同じアソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」のグループ。略して「すいすて」と呼ばれます。
『SWEET STEP』は2026年2月14日0時に先行配信され、同じ日の「KAWAII LAB.」4周年ライブで初披露。2月22日にMVが公開され、3月25日に3rdシングルCDの表題曲として発売されました。Real Soundの記事では、耳に残るフレーズをくり返す“エキセントリックソング”と紹介されています。
公式Xも配信日にさっそく、このフレーズを「必修科目」として振付つきで投稿していました。
何語?「ダンシンオドッテ」の意味を1語ずつ
区切ると7つ。どれも、その国の言葉で「踊る」「ダンス」という意味です。
- ダンシン=英語の dancing(ダンシング)
- オドッテ=日本語の「踊って」
- バイラ=スペイン語の bailar(バイラール、踊る)。「バイラ」は「踊れ」の形
- リンケ=アイルランド語の rince(リンケ、ダンス)
- ラム=タイ語の รำ(ラム、踊り)
- ブジグレフ=モンゴル語の бүжиглэх(ブジグレフ、踊る)
- ショーキス=リトアニア語の šokis(ショーキス、ダンス)
「バイラリンケラム」は「バイラ+リンケ+ラム」、「ブジグレフショーキス」は「ブジグレフ+ショーキス」。つなげて読むから呪文に聞こえるわけです。
この区切り方は、曲の振付を担当した槙田紗子さんのYouTubeでの解説や、ファンの考察、coki.jpのコラムなどでも同じように紹介されています(各単語の意味は、それぞれの言語の辞書でも確認できます)。
ちなみに、作った側からの「全部で何か国語か」といった公式の正式な説明は、記事の公開時点で見つけられませんでした。
「男子踊ってバイオリン」に聞こえる問題
初めて聞くと、だいたいの人がこう聞こえます。
「男子、踊って、バイオリン…?」
なんで男子?なんでバイオリン?とツッコみたくなるのがこのフレーズの魅力。検索でも「ダンシン踊って」「男子踊ってバイラリン」「ダンシンオドッテバイラリン 何語」「ブジグレフショーキスとは」など、聞こえたまま打ちこむ人が多いようです。
正しい区切りは「ダンシンオドッテ/バイラリンケラム/ブジグレフショーキス」。男子もバイオリンも出てきません。
なぜ流行った?
- 意味がわからないのに覚えられる:呪文みたいな音の並びが、ショート動画の最初の数秒で耳をつかむ
- 「何語?」と調べたくなる:正体が「7つの言葉の“踊る”」という小ネタなので、知ったら誰かに言いたくなる
- 振付がまねしやすい:公式が「必修科目」として振付動画を出し、ファンや他のアイドル、絵描きさんのパロディ(曲パロ)まで広がった
- 流行語に選ばれた:モデルプレス流行語大賞2026上半期の全20語に入り、公式も「㊗流行語大賞2026上半期選出」と動画を投稿
流行語大賞にはノミネートされる?
いわゆる「ユーキャン新語・流行語大賞」は、例年11月上旬にノミネート30語、12月初めに年間大賞が発表されます。2026年の日程と、このフレーズが選ばれるかどうかは、まだわかっていません。
上半期の時点でモデルプレスの20語に入っているので、候補の1つとして見ておきたい言葉です。ノミネートの発表があったら、この記事に追記します。
同じ上半期の20語に入った言葉では、アーウ(アーウ)や〇〇で滅もこのサイトで解説しています。
まとめ
- 「ダンシンオドッテ バイラリンケラム ブジグレフショーキス」は、SWEET STEADY『SWEET STEP』の一節
- 英語・日本語・スペイン語・アイルランド語・タイ語・モンゴル語・リトアニア語の「踊る」を7つ並べたもの
- 「男子踊ってバイオリン」ではない。でもそう聞こえるのが、クセになる理由
次に読むなら:同じくアイドル曲の“しゃべるパート”がミームになった「RUDE!ミーム」とは?もどうぞ。
出典
- Real Sound「SWEET STEADY、3rdシングルCDよりmeiyo作詞作曲の表題曲「SWEET STEP」先行配信」(2026年2月15日)
- SWEET STEADY公式Xの投稿(2026年2月14日)
- PR TIMES「【モデルプレス流行語大賞2026上半期】全20語を発表」
- SWEET STEADY公式サイト「SWEET STEP」
※歌詞はこの記事のテーマのフレーズ以外は載せていません。曲の全体は公式の配信・MVでどうぞ。



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