「B案」って何?Suica新キャラ候補の紫うさぎが、ネットのおもちゃになるまで

SuicaのB案って何?元ネタを解説 ネットミーム

「B案、まだ元気にしてるかなあ」「B案ガチでTLから消えたよな」。2026年の9月、Xを開くたびに紫のうさぎがいた時期がありました。

B案とは、JR東日本が発表したSuicaの新キャラクター候補のひとつ。

ただの候補のはずが、なぜかネットのおもちゃになり、投票が終わったいまも語り継がれています。何が起きたのか、順番に見ていきましょう。

元ネタ:Suicaのペンギンの後継を決める投票

2026年9月8日、JR東日本が「Suicaの新しいイメージキャラクターを投票で決めます」と発表しました。おなじみのSuicaのペンギンは2027年3月31日に卒業し、4月1日から新キャラにバトンタッチします。

候補は3つ。名前はまだなく、A案・B案・C案と呼ばれました。

  • A案:オレンジ色のリス風。体の模様が1本の線路のようにつながっている
  • B案:紫色のうさぎ風。安心の青と感動の赤を混ぜた色、という設定
  • C案:オレンジの子が、モグラをポシェットに入れて連れ歩いている

投票は1人1回で、9月23日まで。結果発表は、Suica誕生25周年にあたる2026年11月18日です。つまり、この記事を書いている時点では、どれが選ばれたのかまだ誰も知りません。

何が面白い:B案だけ扱いがおかしい

3案とも「かわいい」「選べない」と愛されていました。全員採用してくれ、という声まで出ています。

ところが、B案だけは別の方向に走り出します。

なんといっても魅力はその絶妙な「キモさ」。

じわじわと癖になるそのデザインで、ネット民たちを虜にしてしまいました。

9月20日には「SuicaのデザインB案に変わってるんだけど」という投稿が伸びます。

そして投票最終日の9月23日。締め切りの数時間前に、こんな投稿が出ました。

「いいですか、落ち着いて聴いてください」。医師が患者に重い知らせを告げる、あの定番の言い回しです。もちろん結果はまだ出ていないので、これは冗談。画像もAIで作られたものです。それでも9万を超えるいいねが付きました。採用を「宣告」されるキャラクター、なかなかいません。

なぜ流行った:名前がないから、何にでもなれた

理由はいくつか考えられます。

  • 呼び名が「B案」しかない。名前も性格もまだ決まっていないので、好きな設定を乗せ放題でした。
  • 見た目が加工しやすい。紫でシンプルな形なので、どんな画像に混ぜても「あ、B案だ」と伝わります。
  • 投票という締め切りがあった。9月23日に向けて、みんなが同じ話題で盛り上がれました。

結果として、落ちているゴミがB案に見える人まで現れます。

その後:TLから消え、そして犬と合体

ブームは長く続きませんでした。10月1日には、早くも「消えた」と言われています。

ただ、完全には消えていません。10月9日には、泣いてる犬のミームと合体して「毒チワワ B案の可能性」という検索履歴になって帰ってきました。紫色の犬を見たら、とりあえずB案を疑う。そういう時代です。

まとめ

  • B案は、Suicaの新キャラクター候補3つのうちの1つ。紫色のうさぎ風
  • 投票は2026年9月8日〜23日。結果発表は11月18日で、まだ決まっていない
  • 「B案が採用されました」は、締め切り前に出た冗談の投稿
  • 名前も設定もないことが、かえってネタにしやすかった

11月18日、もし本当にB案が選ばれたら。あの「落ち着いて聴いてください」が、予言として掘り返されることになります。

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