「あいうえおんがく」って何?13年前のアニメ主題歌が音MADで大流行した理由

あいうえおんがくって何?元ネタを解説 ネットミーム

背景がハート柄になり、サメ柄になり、気づいたら元に戻っている。2026年9月の終わり、Xのタイムラインに、同じ曲の同じ場面を延々と変形させる動画が流れ続けました。

元になっているのは「あいうえおんがく♬」という2013年の曲です。なぜ13年前の曲が、いまになって音MADの素材として大流行したのか。元ネタから順に解説します。

元ネタ:2013年のアニメ主題歌

「あいうえおんがく♬」は、4人組グループGReeeeN(現在の名前はGRe4N BOYZ)の曲です。2013年4月24日に配信されました。

テレビ東京系のアニメ『LINE TOWN』のオープニングテーマでした。LINEのスタンプでおなじみの、ブラウンやコニーたちが出てくるアニメです。ひらがなの五十音を順番に歌っていく、子どもにも覚えやすい明るい曲でした。

つまり、もともとはまったく普通のさわやかなアニメ主題歌です。

ここ大事です。

何が面白い:同じ場面が、少しずつ別物になっていく

流行のきっかけは、Xユーザーのきゅーみぅさん(@z1e2r3o)が2026年9月27日ごろから続けて投稿した音MADです。

音MADとは、曲や映像を細かく切り貼りして、別の曲や別の意味に作り変える動画のこと。きゅーみぅさんの動画では、踊っている人物とLINEのキャラクターはそのままに、背景や音がどんどん変わっていきます。

この投稿は、いいね8万超、表示800万回。翌日の続編も5万いいねを超えました。

見た人の感想で特に広まったのが、「数学で同値変形しまくってたら元の式に戻っちゃった時みたい」というもの。あれこれ変形した末に、結局スタート地点に帰ってくる。あの徒労感を知っている人には、たまらない例えです。

なぜ流行った:素材として優秀すぎた

  • 五十音を歌っている。「あ」から「ん」まで音がそろっているので、切り貼りすれば何でも歌わせられます。音MADを作る人にとっては、宝の山です。
  • 映像がシンプル。人物とキャラクターが並んで踊るだけなので、背景を差し替えるだけで別の作品になります。
  • みんながうっすら知っている。10年以上前のアニメ主題歌という、懐かしさと「なんでいまこれ?」の距離感がちょうどよかった。

Xの話題まとめにも「『あいうえおんがく』の音MADがXで大流行」として取り上げられ、ほかの作り手も次々に参加しました。イラストの世界にも飛び火して、別のキャラクターに踊らせる絵も描かれています。

まとめ

  • 元ネタは、GReeeeNが2013年に配信した曲。アニメ『LINE TOWN』のオープニング
  • 2026年9月27日ごろから、きゅーみぅさんの音MADが連続でバズった
  • 五十音がそろっていて、切り貼りの素材として使いやすい
  • 「同値変形して元に戻った」という感想が、流行を後押しした

13年たって、まさかこんな形で聴き直されるとは。曲のほうも「え、いま?」と思っているかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました