海パン一丁の男の、懐かしのあのネタ。
そのうしろで鳴っているのは、ファミコンのあの曲。……なぜだ。なぜこんなに合うんだ。
2026年10月、小島よしおさんのネタ「そんなの関係ねぇ」に、ゲーム『ロックマン』のBGMを重ねた動画が、Xでじわじわ広まっています。10月10日にはXのニュース欄にも載りました。まだ広がりはじめたばかりの話題ですが、いまわかっていることをまとめます。
元ネタ:2つの「懐かしい」
材料は2つです。
- お馴染み、小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ」:2007年に大流行したネタ。海パン姿で、リズムに合わせてこぶしを振り下ろしながら「そんなの関係ねぇ!」とくり返す。
- 『ロックマン』シリーズのBGM:カプコンのアクションゲーム。ファミコン時代の『ロックマン2』『ロックマン3』は、ステージごとの曲の評価が高く、いまも多くのファンに愛されています。
この2つを重ねる。やっていることはそれだけですが、ネタの音声をゲームの曲に差し替えると、こぶしを振る動きと曲のリズムが、妙にぴったり合ってしまいました。
きっかけ:ゲーム音楽好きの連続投稿
広めたのは、ゲーム音楽のアレンジを手がけている、かすてらバニラさん(@castellavanilla)の投稿です。10月2日から、曲を変えながら続けて投稿しています。
- 10月2日:ロックマン3の武器入手BGM
- 10月3日:ロックマン3のスパークマンステージ、ロックマン2のクイックマンステージ
- 10月4日:ロックマン2のクラッシュマンステージ
- 10月10日:ロックマン2のフラッシュマンステージ、ロックマン2のボス戦
添えられる言葉は、毎回ほぼ同じ。「〇〇ステージもいいですよね」「〇〇もカッコイイですよね」。あくまで曲の良さを語っているだけです。
映っている海パンの人のことではありません。
なかでも伸びたのが、10月10日のフラッシュマンステージ版。半日あまりで表示が18万回を超えました。
これを受けて、Xのニュース欄には「ロックマン2フラッシュマンステージに小島よしお『そんなの関係ねぇ』が完璧シンクロ」という見出しが載りました。
何が面白い:合いすぎて、理由がわからない
見た人の反応は、だいたい同じところに落ち着きます。「なんでこんなに合うんだ」。
言ってしまえば、「そんなの関係ねぇ」は一定のテンポでこぶしを振り下ろし続けるネタ。
そこに、同じくテンポのはっきりしたファミコンの曲を重ねる。
すると振り下ろすタイミングが曲のアクセントに重なって見える。動きに迷いがないので、どの曲を当ててもそれらしく決まってしまいます。
とはいえ、「小島よしおのネタを見て、スパークマンステージと同じリズムだ、とはならんやろ」(実際のリプから引用)
気づいた人の耳が、まずおかしい(ほめ言葉です)。「もはや小島よしおはロックマン2だ」と言い切る人まで出ています。
これから広がる?
いまのところ、話題の中心は1人の投稿者による連作で、数字もまだ大きくはありません。ただ、広がる条件はそろっています。
- 曲を替えるだけで新作が作れる。ロックマンだけでもステージ曲は山ほどあります。ほかのゲームの曲でも成り立ちます。
- 見ればわかる。説明がいりません。数秒で笑えます。
- 世代に刺さる。2007年のネタと、1980〜90年代のゲーム。どちらも懐かしい世代が、Xにはたくさんいます。
同じ投稿者は、別の映像にゲームの曲を合わせる投稿もしていて、「この映像には、この曲が合う」という遊びそのものが広がっていく可能性もあります。動きがあれば、この記事に追記していきます。
まとめ
- 小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ」に、『ロックマン』のBGMを重ねた動画が話題
- かすてらバニラさんが、10月2日から曲を変えて続けて投稿している
- 10月10日のフラッシュマンステージ版が伸び、Xのニュース欄に載った
- こぶしを振るテンポが曲に合いすぎる、というのが面白さ
19年前に日本中がまねしたあの動きが、さらに古いゲームの曲で息を吹き返す。関係ないはずの2つが、いちばん関係していました。
(この記事は2026年10月11日時点の情報です。)



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