40万円のiPhone。
……はい?
Appleが初めて出す折りたたみスマホ「iPhone Duo」。10月13日〜14日にかけて、ソフトバンク・au・ドコモの3社が価格を発表しました。いちばん安いモデルでも、一括で41万〜43万円台。Xでは「買えるわけない」と「でも分割なら……」がせめぎ合っています。
結局いくらで、”実質”って何なのか。整理します。
ざっくり言うと
- iPhone Duoは、Apple初の折りたたみiPhone。閉じると5.4インチ、開くと7.6インチ
- Appleの直販は36万4800円から。携帯3社は一括41万9760円〜43万6370円(256GB)
- 3社とも「2年後に返す」前提なら、実質23万〜24万円台
- 予約は10月16日21時から、発売は10月23日
- 【10/17追記】Apple直販は予約開始直後に受け取り枠が埋まり、いま注文すると出荷は2027年1月下旬の表示に
- Xでは「40万円です」「じゃあ分割で」というネタ投稿が100万回以上表示
話題になった投稿
10月14日の投稿。「40万円です」と言われて「買えるわけない」と返したのに、「月5,000円×80回」と言われたら「ください」。分割にすると急に買えそうな気がしてしまう、あの感じをネタにしたものです。半日で100万回以上表示されました。
ちなみに、実際の分割はこんなに長くありません。携帯会社のプログラムは24回(2年)が基本で、月々は1万円前後です。80回払いは、あくまでネタです。
どんな商品?
- 名前:iPhone Duo(アイフォーン デュオ)
- 何か:Apple初の折りたたみスマホ
- 画面:閉じると5.4インチ、開くと7.6インチ
- チップ:A20 Pro
- 色:ナイトスカイ、スターホワイトの2色
- 容量:256GB/512GB/1TB/2TB
- 発表:2026年9月9日(現地時間)
- 予約/発売:10月16日21時から予約、10月23日発売
閉じれば小さめのiPhone、開けば小さめのタブレット。2画面で使えるのが売りです。
結局いくら?
いちばん安い256GBモデルで比べると、こうなります。
| 買う場所 | 一括の値段 | 2年で返す場合の実質 |
|---|---|---|
| Apple(直販) | 36万4800円 | — |
| ソフトバンク | 41万9760円 | 23万9760円 |
| au | 41万9800円 | 23万300円(新規・乗りかえ) 25万2300円(機種変更) |
| ドコモ | 43万6370円 | 23万9690円 |
ちなみに最上位の2TBモデルは、Apple直販で57万4800円、ドコモの一括だと67万7160円。もう、ちょっとした車の頭金です。
“実質”ってどういうこと?
携帯3社の「実質」は、2年ほど使ったあとに本体を返すのが前提の値段です。
- 買い方:各社の購入プログラムを使って、分割で買う
- 返すタイミング:ドコモは23か月目以降、au・ソフトバンクは25か月目に返却
- 返すと:残りの支払いがいらなくなる
- 注意:返さずに使い続けるなら、結局は一括と同じ金額を払う。返す時に、傷や故障の査定がある
- 利用料:返却時に利用料(ドコモ・ソフトバンクは2万2000円)がかかる場合があり、同じ会社で次の機種に買い替えると免除される。条件は会社ごとにちがう
つまり「実質24万円」は、2年間借りる代金に近いイメージです。ずっと自分のものにしたいなら、40万円台を払うことになります。
なぜここまで話題?
- とにかく高い。iPhoneとしては異例の価格帯。日経の調査では、7割が「高すぎる」と答えた
- 初の折りたたみ。iPhoneファンが何年も待っていた形
- 値段の「見え方」が会社ごとに違う。一括、実質、月々。どれを見るかで、高くも安くも見える
- ネタにしやすい。「40万円」という数字のインパクトが、大喜利向き
日経は「36万円あれば、ドラム式洗濯機の上位機種や65型の有機ELテレビが買える」とも書いています。比べる相手が家電なのが、すでにおかしい。
【続報】予約はすぐ埋まり、出荷は2027年1月に(10/17追記)
「40万円は買えるわけない」……と言われていたはずが、ふたを開けたら争奪戦でした。
- 10月16日21時:Apple Storeのオンラインで予約開始。開始直後はアクセスが集中し、数分で注文がうまく通らなくなったと報じられています(ITmedia Mobile)
- 21時30分ごろ:海外メディア(9to5Mac)によると、全モデルの出荷予定が2027年にずれこみ。初回分は30分ほどでなくなったとされています(Forbes JAPAN)
- 22時すぎ:日本のApple Storeでも、色・容量のすべての組み合わせで出荷予定が「1月22日」(2027年)の表示に(ITmedia Mobile)
つまり、今からApple直販で注文すると、10月23日の発売日には届かず3か月ほど待つ見込みです。Appleからの公式な説明は、10月17日時点では出ていません。携帯3社の在庫や入荷の見込みは、各社の予約ページで確かめてください。
どこで買える?
Apple Store(オンライン・直営店)と、ドコモ・au・ソフトバンクで、10月16日の21時から予約できます。発売は10月23日です。
発売直後は、フリマサイトなどで高値の出品が出ることがあります。定価(Apple直販で36万4800円から)を目安にしてください。この記事では、通販サイトの商品リンクは載せていません。
まとめ
- Apple初の折りたたみ「iPhone Duo」は、直販36万4800円から。携帯3社は一括41万〜43万円台
- “実質23万〜24万円”は、2年後に返すのが前提の値段
- 予約は10月16日21時、発売は10月23日。Xでは「40万円」をめぐる大喜利が進行中
- それでも予約はすぐ埋まり、Apple直販の出荷予定は2027年1月下旬に(10/17時点)
出典
- ITmedia NEWS「iPhone Duo発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から」(2026年9月10日)
- ケータイ Watch(ソフトバンクの価格、2026年10月13日)
- ケータイ Watch(auの価格、2026年10月14日)
- ITmedia Mobile(ドコモの価格、2026年10月14日)
- 日本経済新聞 電子版の投稿(「高すぎる」7割、10月12日)
- ITmedia Mobile「iPhone Duo」の出荷がもう「2027年1月」表記に(2026年10月16日)
- Forbes JAPAN 初回分は30分で完売──出荷予定日は2027年1月末以降(2026年10月17日)
(この記事は2026年10月14日夜の時点の情報です。予約の状況は10月17日時点で追記しました。)



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