10月20日の昼すぎから、「GETTIIS(ゲッティーズ)から情報漏えいのお詫びメールが来た」「迷惑メールかと思ったら本物だった」という声がXで一気に増えています。
結論から言うと、メールは本物の可能性が高いです。チケット販売サイト「GETTIIS」を運営するリンクステーション(本社・青森市)が、10月19日に会員情報の漏えいを公表しています。いまやることは「GETTIISのパスワード変更」と「同じパスワードを使っている他のサービスの変更」の2つ。カード番号は全部は漏れていない、と会社は説明しています。
※この記事は10月20日14時時点の公式発表と報道をもとにまとめています。件数などは調査中で、続報が出たら追記します。
ざっくり言うと
- GETTIIS(劇場・ライブ・イベントのチケットを買うサイト)で、会員情報が第三者に取られた可能性
- 10月18日に不審なアクセスを確認→同日未明に情報を取られた可能性が判明→10月19日に「第一報」を公表
- 原因はチケットシステム「Gettii-Lite」のプログラムの弱点(脆弱性)を悪用されたこと、とされています(詳しくは調査中)
- 件数はまだ発表されていません
- 10月20日から会員にメールが届き始め、サイトはアクセス集中でつながりにくい状態
何が漏れた?クレジットカードは大丈夫?
公式の第一報によると、漏えいした(またはそのおそれがある)のは次の情報です。人によって対象はちがうとされています。
- 会員ID、氏名、電話番号、メールアドレス、郵便番号、性別、生年月日
- ハッシュ化(元に戻しにくい形に変換)されたパスワード
- クレジットカードの先頭4桁と末尾4桁、名義、有効期限を暗号化したもの
カード番号の全部とセキュリティコードは保存していないので、今回漏れた情報だけではカード決済はできない、と会社は説明しています。
とはいえ、名前・電話番号・メールアドレス・カードの下4桁がそろうと、「本物っぽい」詐欺メールや電話が作りやすくなります。心配なのは決済より、こっちです。
メールが届いた人がやること(今日やる3つ)
- ① GETTIISのパスワードを変える:公式は「パスワードの変更をお願いします(手順は後日案内)」としています。いまはアクセス集中でログインしにくいので、つながらないときは時間をおいて公式サイトから。
- ② 同じパスワードを使い回しているサービスも変える:ハッシュ化されていても、簡単なパスワードは割り出されることがあります。使い回しがいちばん危ないところです。
- ③ 便乗メール・SMS・電話を疑う:会社は「メールや電話でパスワード、カード番号、暗証番号を聞くことはない」としています。メール内のリンクから入らず、ブックマークや検索から公式サイトを開くのが安全です。
ついでにカードの利用明細も、しばらくはこまめに見ておくと安心です。
「迷惑メールかと思った」…本物かどうかの見分け方
Xでは「また迷惑メールかと思ったら本当だった」「サイトに入れない」という声が多く出ています。お詫びの告知は、GETTIISの公式サイトのお知らせ(第一報、10月19日付)に出ています。
見分け方はシンプルで、メールのリンクは押さずに、自分で公式サイトを開いてお知らせを確認すること。お詫びメールのふりをした詐欺メールがあとから出回るのは、過去の流出でもよくあるパターンです。
問い合わせ先と今後
- 問い合わせ:株式会社リンクステーション PMS個人情報相談窓口(メール pms@linkst.jp、24時間受付・順次対応)
- 対象のサーバーは切り替え済み、脆弱性の対策も完了済み、とのこと
- 対象の範囲と件数は調査中。対象者には順次、個別に連絡するとしています
まとめ
GETTIISのお詫びメールは本物の可能性が高い。
やることは「パスワード変更」「使い回しの見直し」「便乗詐欺に注意」の3つ。
カード番号は全部は漏れていないけど、本物っぽい詐欺が来やすくなるので、しばらく警戒を。
ちなみに、10月はチケット・旅行系の流出が続いています。skyticketの情報流出まとめやソースネクストの会員情報流出の記事もどうぞ。



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