意味
同じホストを指名しているお客さんが、店内に2人以上いる状態。また、同じ担当を指名している、ほかの姫のこと。
被りがいると、担当が自分の席にいる時間は短くなります。人気の証。だけど、ちょっとさみしい。
使い方
- 「今日、被りがいて担当があんまり席に来なかった」
- 「被りの姫とは顔を合わせたくない」
- 「被りと仲良くなった」
「被り」は、相手の姫を指すときと、「今日は被ってた」のように状態を指すときの、両方で使います。
担当が席を外しているあいだは、ほかのホストが「ヘルプ」として席につきます。被りが多い日は、ヘルプと話す時間が長くなりがちです。
成り立ち
「予定がかぶる」の「かぶる」から来た言葉です。同じホストを指名した人が同じ日に来店して「かぶる」ことから、その相手そのものも「被り」と呼ぶようになりました。
アイドルファンの「同担」に近い言葉です。気になる人は「同担」の記事もどうぞ。同担はファンどうしの関係を指しますが、被りは同じ店、同じ時間にいるかどうか、という「その場」の感じが強い言葉です。
どこで使う?
ホストクラブに通う人のSNSや会話で。被りを意識して、来店日を調整する人もいます。「被りがいない日に行きたい」「今日は被り多めだった」のように、来店した日の感想として書かれることもよくあります。ホストを題材にした漫画やドラマでも、姫どうしの火花を表す言葉として、よく登場します。
一方で、被りの姫と仲良くなって、いっしょに担当を応援する人もいます。担当の誕生日イベントで協力したり、店の外で遊んだりする仲になることも。ライバルになるか、仲間になるかは人それぞれです。
被りがライバルになりやすい理由
ホストクラブでは、毎月の売上で順位が決まる「ナンバー」があります。姫が使ったお金は担当の売上になるので、被りの姫どうしは「どっちが担当を支えているか」を意識しやすくなります。張り合ううちに、気づけば使う金額がふくらんでいた、というのもよく聞く話です。
被りと上手に付き合うには、来店日を担当と相談する、張り合わずに自分の予算を守る、SNSで被りの悪口を書かない、などが大事です。
被りがいる日のあるある
- 店に入ったら、まず担当がどこの席にいるか探してしまう
- 被りの席からシャンパンコールが聞こえて、気持ちがざわつく
- 来店前に担当へ「今日、被りいる?」と聞く
- 担当が戻ってきた瞬間、さっきまでの不満を忘れる
被りがいるかどうかは、店に行ってみるまでわからないことも多いもの。人気のホストほど、被りは増えます。担当の売れっ子ぶりを喜ぶか、さみしく思うか。気持ちが忙しい言葉です。
まとめ
- 被りは、同じホストを指名している、ほかの姫のこと
- 被りがいると、担当と過ごせる時間が減る
- 由来は「予定がかぶる」の「かぶる」
次に読む
ホストクラブに通う人たちの文化は、「ホス狂い界隈」の記事でまとめています。
ホスト用語の一覧はこちら(ホスト用語一覧)。
出典
(この記事は2026年10月時点の情報です。)



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