「用水路で人とすれ違う方法」
「ロープを常備する重要性について」
これらのやり方を身を挺して教えてくれる男子2人。
いつもノリノリでレクチャーするヤツと、それをイヤイヤ付き合うヤツ、裏で爆笑するカメラマン
田んぼの横の用水路で何かに必死に挑戦して、結果必ず落ちる。
めちゃくちゃくだらないのになぜか見てしまう。「用水路系YouTuber」ばーじぼぶの話をします。
ひとことで言うと
- ばーじぼぶは、用水路や川をまたいだり跳んだりして、最後は水に落ちる短い動画を投稿している3人組。
- YouTubeの登録者は11.4万人(2026年10月13日時点)。8月に投稿した動画は468万回再生を超えた。
- 「用水路系YouTuber」は、ファンが彼らを呼ぶときの言い方。競合が少なすぎるカテゴリーです。
ばーじぼぶって何者?
YouTubeの概要欄によると、黒いシャツが「ばじ君」、青いシャツが「ぴーほし君」、カメラマンが「なっぴ君」。この3人で撮っています。
YouTubeのほか、TikTokやInstagramにも投稿。YouTubeでいちばん古い動画は約1年前で、いまは週1本前後のペースで新作が出ています。LINEスタンプまであります。
事務所に入っている、といった情報は確認できませんでした。逆にどこが入れるんか気になる
どんな動画?
舞台は、田んぼの横を流れる用水路や小さな川。道具はサッカーボール、長い棒、ロープくらいです。
1人が「こうすれば渡れる」「この体勢からでも戻れる」と、妙に自信満々で挑戦を持ちかける。もう1人が「それ、何の意味があるの?」と困惑しながら説明を聞く。で結局やる。そして落ちる。
1本あたり1分ちょっと。いちばん再生されているのがこの動画です。
再生して一秒でわかると思いますが、最後落ちます。
何が面白い?
1. お決まりのフリ。「【解説】横の棒へ移動したい時用」「橋がない時に参考にしてください」「【必見】この体勢のつくりかた」。どれも真面目なハウツー動画のような顔をしています。中身は毎回、落ちる。タイトルとオチの落差が、まず一発目の笑いです。
やりたい人は参考にしてください。
2. 落ちるとわかっているのに待ってしまう。見る側は、ほぼ確実に落ちると知っています。それでも「今回はどう落ちるのか」「もしかして成功する?」と最後まで見てしまう。昔ながらのコントと同じ、お約束の気持ちよさです。
3. ボケとツッコミの担当がちゃんとしてる。ありえない状況を大真面目に想定する1人と、「そもそもそうならないよ」と返す1人。言い合っているうちに、なぜか挑戦が始まっている。落ちる前の会話だけで、もう面白いんです。
4. 終わり方がうまい。落ちる瞬間でスパッと切ったり、落ちたあとの一言で締めたり。ファンからも「どの動画も終わり方が秀逸」という声が上がっています。短いから、つい次の動画へ。
5. 道具も場所も、ほぼゼロ円。ボールと棒と用水路だけ。特別なセットも、派手な企画もありません。子どものころ、近所の川や空き地で「どうやったら友達が笑うか」だけ考えて遊んだ、あの感じ。
6. 冬でも落ちる。夏の水遊びかと思いきや、季節は関係ありません。寒そうな時期でも、ちゃんと落ちます。
落ちることに関してはもう職人です。
「用水路系YouTuber」って?
ばーじぼぶを紹介するときに、ファンがXなどで使っている呼び方です。ほかにも「用水路芸人」「ドボン系」と呼ばれることがあります。
「用水路系」というジャンルというか、実質「ばーじぼぶ」独占市場です。
ていうか調べなくてもわかる。用水路一本のYoutuberほかにおらんやろ
ちなみに、用水路は場所によって深さも流れの速さも全然違うので、まねはしないほうがいいです。
なぜ今バズってる?
468万回再生の1本。2026年8月22日に投稿された「【こうなった時】対処法教えましょうかね」が、10月13日時点で468万回を超えました。ほかにも100万回を超えた動画が2本あります。
著名人が「好き」と投稿。9月29日には、編集者の箕輪厚介さんがXで「このYouTuber好き」と紹介。返信には、ずっとInstagramで見ていたという人や、70代でも見ているという人まで集まりました。
言葉がいらない。挑戦して、落ちる。それだけなので、日本語がわからなくても笑えます。海外の視聴者にもウケている、という声も出ています。
まとめ
- ばーじぼぶは、用水路や川で挑戦しては落ちる動画を投稿する3人組。「用水路系YouTuber」はファンが使う呼び方。
- 面白さの中心は、ハウツー風のタイトルと毎回のオチの落差、ボケとツッコミの会話、ほぼゼロ円の手作り感。
- 8月の動画が468万回再生を超え、著名人の紹介もあって、いま注目が集まっている。



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