「キモいんだよ!消えろ!」と言われて、本当に消える。
……そして、いなくなって初めてその大切さに気づく。そんな「ほいよw スゥゥゥ(消滅)」構文が、2026年10月、Xでまた大量発生しています。
元ネタ
いちばん古い形は、ネット掲示板・5ちゃんねるの「なんJ」で2021年7月に立ったスレッドのタイトルです。
一般人「撮り鉄キモいんだよ!消えろ!」
撮り鉄たち「ほいよw」スゥゥゥ(消滅)
マナーの悪さでたびたび叩かれる「撮り鉄」(鉄道写真を撮る人たち)が、言われたとおりにあっさり消えてみせる、という一幕。たった2行です。
そして2023年2〜3月ごろ、これに続きを足した「完全版」がXで広まりました。
撮り鉄が消えた結果、昔の電車の写真がネットから1枚もなくなり、一般人は「えぁっ!?(動悸)」。最後は「これでも撮り鉄叩ける?・。・?」で締める。嫌われ者が、実は世の中の役に立っていた――という逆転オチです。
何が面白い?
- 「ほいよw」の軽さ:「消えろ」と言われて、怒るでも泣くでもなく、ノリよく即消える。
- 「スゥゥゥ(消滅)」の効果音:半角カナで、すーっと消えていく感じがやけにリアル。
- 「えぁっ!?(動悸)」:消えてから困る一般人の、情けない慌てっぷり。
言い返さずに消えるだけで、相手をいちばん困らせる。平和なのか攻撃的なのか、よくわからないのが味です。
どう使う?
「〇〇キモいんだよ!消えろ!」の〇〇を入れかえるだけ。叩かれがちなものを入れて「本当に消えたら困るでしょ?」と擁護するのが基本の使い方です。
一方で、消えてほしいものを入れて、本当に消えてくれ…と願う使い方もあります。
「低気圧」「空気」「日本語」など、消えたら困るのか困らないのかわからないものも次々と投入されています。空気が消えたら、さすがに困ります。
なぜまた流行った?
この構文は、何かが叩かれるたびに掘り起こされてきました。2026年10月11日には、学校の文化部のポスターがAIイラストになっていた、という話題に対して、「美術部をキモいと冷笑して消した結果、ポスターがAIになったのでは」という意味でこの構文を使った投稿が3万いいねを超えました。
「この構文がついに本領発揮」という言葉どおり、ここから「〇〇キモいんだよ!消えろ!」が再びタイムラインにあふれました。叩かれる側の「いなくなったら困るくせに」という気持ちを、ふざけながら言える便利な型なのです。
まとめ
- 元ネタは2021年7月のなんJスレッド「撮り鉄キモいんだよ!消えろ!」「ほいよw」スゥゥゥ(消滅)。
- 2023年に「画像検索してもヒットしません→えぁっ!?(動悸)」の完全版が広まった。
- 2026年10月、AIイラストの話題をきっかけに再流行。叩かれがちなものを擁護する定番の型。



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