アメリカのホワイトハウスで、新しく就任したばかりの報道官が、わずか5日で職を離れることになりました。
アメリカのメディアによると、トランプ大統領が10月9日に報道官に任命したケイティ・ザカリア氏が、10月16日に報道官を外れました。初めての記者会見での受け答えが批判されたことに加え、「弁護士」を名乗っていたのに司法試験に合格していなかったのでは、という疑いが浮上していました。日本でも「米大統領報道官」がトレンド入りしています。この記事は2026年10月17日時点の情報です。
ひとことで言うと
- トランプ大統領が10月9日に任命したホワイトハウス報道官のケイティ・ザカリア氏が、16日に退任。在任はわずか5日。
- 理由として報じられているのは、初めての記者会見の出来と、「弁護士」を名乗っていた経歴への疑問。
- ホワイトハウスは正式な理由を説明しておらず、後任もまだ決まっていない(17日時点)。
ザカリア氏はどんな人?
共同通信によると、ザカリア氏は保守系のコメンテーターで、FOXニュースなどに出演していました。トランプ氏の選挙運動に関わり、第2次トランプ政権では国土安全保障省の報道官を短い期間務めたこともあります。トランプ氏がつくったSNS「トゥルース・ソーシャル」の運営会社では広報の顧問をしていました。
前任のキャロライン・レビット報道官は、5月に第2子を出産し、8月に退任。空席になっていた報道官に、トランプ大統領は10月9日、ザカリア氏を任命したと発表していました。
5日間に何があった?
- 10月9日:トランプ大統領がザカリア氏を報道官に任命
- 10月13日:初めての記者会見。用意した原稿を約10分読み、質問を受けたのは約5分だけで、受け答えも批判された
- 10月15日:ザカリア氏が、2011年にカリフォルニア州の司法試験に落ちていたことを認める
- 10月16日:報道官を外れたとニューヨーク・タイムズが最初に報じ、CBSニュースも政府関係者2人の話として確認
「弁護士」をめぐる疑問
任命が発表されたとき、ザカリア氏は「弁護士」と紹介されていました。CBSニュースによると、ザカリア氏はペパーダイン大学のロースクールを卒業していますが、2011年にカリフォルニア州の司法試験に不合格だったことを本人も認めています。
アメリカでは、ロースクールを出ても司法試験に通らなければ、弁護士として仕事をすることはできません。ザカリア氏は、大学の学長から「lawyer(法律家)」と名乗るのはいいが「attorney(弁護士)」はだめだと言われていた、と説明。「attorney at law(弁護士)」と名乗ったことはないとして、自分の経歴について誤った情報が広がっていると話していました。
日本の報道では「経歴詐称の疑い」として伝えられていますが、ホワイトハウスは退任の正式な理由を明らかにしていません。
この後どうなる?
CBSニュースによると、ザカリア氏は近く政権内の別の役職に就く見込みとされていますが、具体的な内容は明らかになっていません。後任の報道官も、17日時点ではまだ示されていません。
CBSは、トランプ政権1期目に広報部長を11日で外れたアンソニー・スカラムーチ氏の例と並べて伝えています。
Xの反応
日本のXでは、次のような声が上がっています(要約)。
- 5日で解任は早すぎる
- 経歴の詐称は意外と多いのか
- 「元大統領報道官」という経歴は残るのでは
まとめ
- ホワイトハウス報道官のケイティ・ザカリア氏が、任命からわずか5日の10月16日に退任。
- 初会見の評判と、司法試験に合格していないのに「弁護士」と紹介されていたことへの疑問が報じられている。
- ホワイトハウスは正式な理由を示しておらず、後任は未定(17日時点)。



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