ホストの「売掛」って何?その場で払えない分の後払い。トラブルの原因に

ホストの売掛 用語解説

意味

ホストクラブで、その日に払えない代金を、あとで払う約束にするしくみ。いわゆる「ツケ」。

「掛け」とも言います。その日は払わなくていい。でも、払わなくていいわけではありません。

使い方

  • 「今日は売掛でいい?」
  • 「売掛が残ってるから、しばらく行けない」

成り立ち

飲食店の「ツケ払い」と同じしくみで、ホストクラブでは長く使われてきました。ところが、売掛で高額な支払いを重ねた女性が、返済のために売春や性風俗の仕事に追い込まれる問題が相次ぎ、2023年ごろから社会問題として大きく報じられました。警視庁が2023年に、新宿・大久保公園の周辺で売春の客待ちをしていたとして逮捕した女性のうち、約4割がホストクラブへの支払いを理由にあげていたと報じられています。

これを受けて、新宿・歌舞伎町のホストクラブの経営者らは、2024年4月から売掛をやめると表明しました。さらに2025年6月28日施行の改正風営法では、売掛金の取り立てで客をおどすことや、売掛金を払わせるために売春や性風俗店での勤務などを求めることが禁止され、罰則も設けられました。ただし、売掛そのものが全国一律に禁止されたわけではありません。

どこで使う?

ホストクラブに通う人の会話やSNS、ニュースなど。いまは、ホストクラブをめぐる問題を語るときのキーワードにもなっています。

まとめ

  • 売掛は、その日に払えない代金をあとで払う「ツケ」
  • 高額な売掛が、売春や風俗への追い込みにつながる問題が起きた
  • 2025年6月からは、売掛をめぐる威迫や売春などの要求が法律で禁止

ホストクラブに通う人たちの文化は、「ホス狂い界隈」の記事でまとめています。

ホスト用語の一覧はこちら(ホスト用語一覧)。

出典

(この記事は2026年10月時点の情報です。)

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