キャラクターが、真顔でこちらを見ています。
その頭のまわりを、ちびキャラがくるくる回る。光りながら。歌いながら。
……なにこれ?2026年の夏、TikTokやXで大量に見かけた「ふたつの木馬ミーム」です。
元ネタ:きくおさんの曲「ふたつの木馬」
流れている曲は、ボカロPのきくおさんが2023年3月23日に公開した「ふたつの木馬」(英語題は「Twins at The Carousel」)。初音ミクと、中国語の歌声合成キャラクターの绮萱が歌うデュエット曲です。きくおさんによると、左から绮萱、右から初音ミクが聞こえる作りになっています。
ミームの形が生まれたのは海外です。2026年6月10日、TikTokユーザーのmushuunoさんが、映画『Backrooms』のキャラクターの頭のまわりを、小さなキャラが回るアニメーションをこの曲にのせて投稿。これがヒットして、同じ形の動画が次々に作られました。
何が面白い?
- 真ん中の人が無表情:まわりはお祭り騒ぎなのに、本人はまったく動じない
- ちびキャラの回転がやたら楽しそう:くるくる、きらきら、止まらない
- 曲がちょっと不穏:かわいいのに、どこか怖い。きくおさんの曲らしい空気
かわいいのか、怖いのか。たぶん両方です。
どう使う?
好きなアニメやゲームのキャラクター、自分の創作キャラを真ん中に置き、その相棒やライバルをちびキャラにして回らせる。これが基本の型です。誰と誰を組み合わせるかで、ファンなら思わずにやりとする関係性が表せます。
日本では「ふたつの木馬meme」というタイトルで、たくさんのファンアート動画が投稿されました。
なぜ流行った?
形がシンプルなので、絵を描く人なら短い時間で自分のキャラで作れます。6月下旬にはTikTokで作り方のテンプレートも共有され、作る人が一気に増えました。Know Your Memeによると、7月1日の時点で、元の投稿の音源を使った動画は4万8000本を超えています。
曲の人気も急上昇。8月には、YouTubeショートの週間トップソングにランクインしたと、きくおさん本人が報告しています。9月には、新しいMVも公開されました。
3年前の曲が、ミームで世界に見つかる。くるくる回って、戻ってきました。
まとめ
- 曲はきくおさんの「ふたつの木馬」(2023年公開)
- 2026年6月に海外のTikTokで、キャラの頭のまわりをちびキャラが回る形が誕生
- 描きやすい形と不思議な曲のおかげで、世界中のファンアートに広がった
出典
(この記事は2026年10月時点の情報です。)



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