意味:自分で一から考えた作品のこと
一次創作(いちじそうさく)とは、既存のアニメ・漫画・ゲームなどを元にせず、自分で一から考えたキャラクターや世界で作った作品のことです。イラスト・漫画・小説・ゲームなど、ジャンルは問いません。
ひとことで言うと「オリジナル作品」。好きな作品のキャラを描く二次創作に対して、「元ネタのない、自分の作品」を指す言葉です。「創作」「オリジナル」「一次」とだけ言うこともあります。
一次創作と二次創作の違い
いちばん検索されている疑問がこれ。ポイントは「元になった作品があるかどうか」だけです。
- 一次創作:元ネタなし。キャラも世界も自分で作る(例:自分で考えた主人公の漫画、オリジナル小説)
- 二次創作:既存の作品が元。原作のキャラや設定を借りて描く・書く(例:好きなアニメのキャラのイラスト、ファンアート)
- 二次オリ:既存作品の世界に、自分のオリキャラを入れたもの。キャラは自作でも、世界を借りているので二次創作のほうに入る
つまり、「キャラが自作か」より「世界や設定を借りているか」で分かれます。ピクシブ百科事典でも、他作品の設定を借りたものやクロスオーバーは二次創作扱いとされています。ちなみに、二次創作の元になった原作そのものも、立場としては「一次」です。
使い方(例文)
- 「最近は二次創作より一次創作のほうが楽しい」
- 「一次創作の漫画、次のイベントで新刊出します」
- 「このアカウントは一次創作だけ載せてます(二次は別垢)」
「創作」「オリジナル」とほぼ同じ意味ですが、二次創作の多い界隈では「二次じゃないよ」とはっきりさせたいときに「一次創作」が選ばれがちです。
成り立ち:「二次創作」と対になって広まった言葉
「創作」という言葉には、もともと「自分で新しく作る」という意味があります。なので「一次創作」は、厳密には意味が重なった言い方(重言)だと、ピクシブ百科事典も指摘しています。
それでも使われるのは、同人やネットの世界で「二次創作」が当たり前になったから。「二次」と区別するために、あえて「一次」と付けるようになったと考えられます。いつ・だれが最初に使ったかは、確かな資料が見つからず未確認です。
なお、投稿サイトのタグとしては「オリジナル」のほうが圧倒的に多く使われています(ピクシブ百科事典)。
一次創作イベント:コミティアと文学フリマ
「一次創作 イベント」もよく検索されています。代表は次の2つ。
- COMITIA(コミティア):オリジナル作品だけを扱う同人誌即売会。1984年に始まり、いまは東京ビッグサイトで4,000〜5,000サークル近くが集まる規模(ニコニコ大百科)。2003年からは出版社の編集部が持ち込みを受け付ける「出張編集部」もある。地方の「〇〇コミティア」は別の団体が主催
- 文学フリマ:文学作品の展示即売会。小説の一次創作が多い
小説なら「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」など、一次創作が中心の投稿サイトもあります。二次創作は一部のみ・不可のところが多いので、投稿前に規約を確認しましょう。
どこで使う?一次創作まわりのよく出る言葉
- オリキャラ・うちの子:自分で作ったキャラクター。一次創作の人は「うちの子」と呼ぶことが多い
- 相関図:自分の作品のキャラ同士の関係(家族・ライバル・片思いなど)を矢印でつないだ図。SNSで設定を紹介するときの定番
- 垢分け:一次創作用と二次創作用でアカウントを分けること。見に来る人の好みが違うので、分ける人が多い
- 一次創作夢:夢創作(自分や読者を物語に登場させる創作)を、一次創作の世界やキャラで楽しむ形。使い方には人によって幅がある
ちなみに、一次創作をしている人の作品が二次創作されることもあります。そうなったら立派な「原作者」です。
一次創作あるある
- 設定資料だけが増えていき、本編がいつまでも始まらない
- 頭の中では、もうアニメ化して主題歌まで決まっている
- 「うちの子」語りを始めると止まらない
- 二次創作より反応が少なくて、ちょっとさみしい。でもやめられない
知名度ゼロからのスタートなので、反応が少ないのはふつうのこと。その代わり、全部が自分のもの。公式の新情報に解釈をひっくり返される心配もありません。
まとめ
- 一次創作=既存作品を元にしない、自分で一から作ったオリジナル作品
- 二次創作との違いは「元の作品の世界や設定を借りているか」。二次オリは二次創作
- イベントはコミティア・文学フリマが代表。相関図・垢分け・うちの子などの言葉とセットで使われる
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出典
この記事は2026年10月23日時点の情報です。



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