上司に怒られた話。テストで赤点をとった話。どれも、猫が演じています。しかも全員、やたらと表情がいい。
2024年に大流行した「猫ミーム」。いまも、ときどきタイムラインに猫たちが帰ってきます。何がそんなにウケたのかを解説します。
元ネタ:猫の動画の「切り抜き素材」
猫ミームは、ひとつの作品が元ネタではありません。海外のネットで出回っていた猫の短い動画や画像が素材です。
- 音楽に合わせて、ぴょんぴょん跳ねる猫
- 口を大きくあけて叫ぶ猫
- ノリノリで首をふる猫
- ショックで固まる猫
こうした猫たちを切り抜いて、背景を消し、組み合わせる。それで自分の体験談を「猫の寸劇」として再現するのが、猫ミームの基本の形です。
BGMとして特に有名なのが「チピチピチャパチャパ」。チリの歌手の曲で、猫がこの曲に合わせて体をゆらす動画が爆発的に広まりました。
何が面白い?
- どんな話も、猫がやるとかわいい。しくじった話も、ムカついた話も、猫が演じると笑える
- 表情が完璧。驚く猫、絶望する猫、喜ぶ猫。セリフがなくても気持ちが伝わる
- 「あるある」が作りやすい。猫を並べるだけで、だれでも自分の話を動画にできる
なぜ流行った?
2023年ごろから動画サイトで広まり、2024年の初めに一気に大流行しました。短い動画のアプリと相性がよく、だれでも素材を使って作れたことが大きな理由です。
2024年には、SNS流行語大賞(イー・ガーディアン調べ)で1位、「ネット流行語100」でも2位に入りました。
ただし、流行には終わりがつきもの。こんな「流行の終わり方」をネタにした投稿まで生まれています。
気をつけたいこと
猫ミームに使われる動画や画像の多くには、撮った人の著作権があります。お店の宣伝など、商売に使うときは注意が必要です。
まとめ
- 猫の短い動画を切り抜いて組み合わせ、自分の体験を「猫の寸劇」で再現するミーム
- BGM「チピチピチャパチャパ」と、表情ゆたかな猫たちで2024年に大流行
- どんな話も猫がやるとかわいくなる、その万能さが人気の理由
(この記事は2026年10月時点の情報です。)



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